93年目の霧社事件記念日
今年もひっそり式典がありました。清流の顔ぶれもやや世代交代が感じられる。確か去年遺族代表で挨拶した邱先生の姿が見えない。今年は黄美玉さんという方が挨拶した。比較的お若い方だ。タクン・ワリス氏がいつものように来ていて、あれも日本人、これも日本人だと私に紹介したり、指さしたりしてくれる。
阿里山のSさん、千葉のNさん、中興大学だったか暨南大学だったかに留学しているOさん、それ以外におじいさんたちが数人。「日本人がいてもいいの?」というおじいさんの声が聞こえてくる。どういう人たちなのか聞けばよかったけど、やりすごしてしまった。
小学校の出し物は互助國小。清流以外は中原だけという感じで、ブヌンもタイヤルも、トーダも不在という、ここ数年おなじみのひっそり感だと思うのは、80周年などとつい比べて見てしまうからなのだろう。県長も来ない。立法委員も来ない。立法委員の代理が来ただけ。
シヤツさんが実現したかった和解は映画セデック・バレとともに雲の向こうに霞んで見えなくなった。それでいいんだよとシヤツさんは言ってるのかもしれない。(アウイ・カズオ記)


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