第四回平和の島連帯平和キャンプ 宣言文

8月16日から20日まで、石垣島で「平和の海キャンプ」が行われました。去年、台湾で行ったキャンプの続きです。日程の最後に、参加者全員で宣言文を作りました。宣言文は、多くの人に届けることが目的なので、ここに日本語版を転載します。(阿川)

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Peace for the sea~平和の海キャンプ」は
2014年、チェジュ島
2015年、沖縄本島
2016年、台湾で開催し、
そして今回2017年、石垣島で4回目の開催をしました。

韓国チェジュ島では
2016年、ガンジョン村で海軍基地が完成した以降、外国の艦隊が三回入港しました。海軍基地では、武器の配備だけでなく、多国間の合同軍事練習がチェジュ島南方海域で進められています。また、チェジュ島の軍事基地化は、第2空港建設の論議により、チェジュ島東部にまで拡大しました。これによってジェジュ東南部はアメリカ主導の軍事地帯に編入されつつあります。

沖縄では
度重なる米軍の事件事故に対して、その罪を最後まで問うことのできない日米地位協定の壁に、沖縄県民の怒りの限界を超えたことから、1996年、米軍基地の整理縮小を謳った「SACO合意」がなされましたが、実際は辺野古や高江などで「移設」と称した「新基地建設」が今日も続いています。

台湾では
台湾と戦争の結び付きとは何かを考え続けるために、3回目のピースキャンプでは、参加者とともに高雄と台東を訪れ、戦争が原住民から略奪したもの及び過度な開発などを目の当たりにしました。
台湾には沖縄やチェジュ島のように米軍基地はないけれども、過去を振り返ると軍事基地や戦争がもたらす破滅を知っています。しかし、それらの問題に対する意識が低く、まだ一般的には取り上げられていません。

石垣島では、
軍需利権とアメリカの戦略のため、島民の生命財産を無視した破滅的な戦争の危険を及ぼす自衛隊ミサイル基地配備が強行されようとしています。

なぜ私たちは、毎回これらの島々だけでなく、多くの国からこのピースキャンプに参加するのでしょうか?

これらの島々の共通点は、
それぞれの国家権力からの圧力を受けているにも関わらず、それは仕方のないことだと思い込まされていることにあります。私たちはこのような共通の問題に立ち向かうために、お互いの現状をさらに理解する必要があるのです。

東アジア周辺では、国家同士が緊張感を高めようとしていますが、
個々人の関係として平和の構築を考えると無限の可能性があります。
さまざまな島の人々が集まり、それぞれの問題や経験を共有し、交流します。
大きな問題に立ち向かうその第一歩として、重要なのは人と人の関係を築くことです。
キャンプの共同生活の体験を通じて、友情を育み、お互いの信頼関係を築き、
対話の基礎を作り出します。

国を超えて世代を超えて、この平和な友好関係を続けていくためには、
戦争をしないというのはもちろんのこと、
環境やありのままの自然を守ることが重要です。
基地を自分の島に作らせないだけでなく、みんなで共存できる、非武装の「平和の海」を築くことです。
つまり私たちはここ石垣島にも、都島にも、与那国島にも、奄美大島にも
軍事基地を建設することには反対です。

このような問題意識を持って、次も、その次も、
またこのキャンプを続けていきたいと思います。

I’m an islander.
We are all islanders.
わったーしまんちゅ。
「けんかしないでなかよくしよう」

(2017年8月20日、第四回平和の島連帯平和キャンプin 石垣参加者)本ブログには日本語版のみ転載。英語版、中文版、朝鮮語版もあります。なお、この宣言文はキャンプ終了日に、参加者によって読み上げられたものですが、最終版ではありません。Eaphet、阿川)

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