鏡の世界: 線は本当にあるの? イスラエル支持・台湾支持


  どこかに、何かの、線があって、線のこっちとあっちで、ひどく世界が違っている。そんな感覚に陥る。台湾がなぜ戦争犯罪を継続するイスラエルを支持し続けるのか、この「窓」でも疑問を呈したことがある。そのほぼ盲目的なイスラエル支持(トランプ支持と言ってもいいのかもしれないけれど)は、ほとんど民進党の党是のようだ。国民党は、もちろん親パレスチナとは言えないまでも、イスラエル支持への熱意はないようだ。イスラエルに対する支持・不支持の境界線が、国民党・民進党間の境界線にほぼ一致しているように見える。

 

 台湾にすり寄る日本の政治家はうようよいる。最近、日本保守党の有本香、百田尚樹が来台。外交部長と面談。台湾関係法の制定を主張に掲げてくれてありがとうみたいなことを外交部長が有本、百田に伝えたことが新聞で大きく取り上げられた。こうした日本の政治家に共通していることは、国粋主義、家父長制を伝統とする思想、経済成長至上主義、軍事力=安全保障という思想などだが、そうした人々が台湾応援団を自称し、台湾有事を利用しようと手ぐすね引いている。こうした日本の右派が熱心に台湾を応援するのに対して、左派は一線を画している。台湾を支持することと、それに便乗しようとする日本の軍事拡大を支持することは違うと左派は言う。台湾を支持することと、中国をやっつけろと叫ぶことも違う。だから、台湾から見ると日本の左派は自分たちの友達じゃないように見える。

 

 こういう「線の見え方」、いや「線の見方」ですね、それって危ない。そういう風に見ているうちに、本当にそう見えてきて、本当に線が存在する前提でいろんなものが動いてしまうかもしれない。イスラエルを批判したら反民進党で、下手すると「反民主主義」のレッテルを貼られかねない。台湾有事を言い募らなかったら「反日」で、下手すれば「中国のスパイ」扱いされかねない。(沖縄ですでにそういうことは起きている。)(阿川記)

 

鏡中世界:那條線真的存在嗎?

好像某個地方、某個什麼的存在著一道界線,在那道線的這一邊與那一邊,世界的樣貌截然不同。會陷入這樣的感覺。我曾在這個「窗口」中質疑過,為什麼台灣持續支持一個持續犯下戰爭罪行的以色列。這種幾乎是盲目的支持(也許可以是對川普的支持)幾乎成了民進黨的黨是。至於國民黨,雖稱不上是親巴勒斯坦,但似乎對於支持以色列也沒有太大的熱情。對以色列的支持與否的界線,幾乎可以和國民黨與民進黨的界線一致。

 

台灣周邊總是有一群日本政治人物在打轉。最近,日本保守派的有本香與百田尚樹來到台灣,並與外交部長會面。他們主張制定《台灣關係法》, 外交部長表示感謝的言論也被媒體大篇幅報導。這些日本政治人物的共通點包括:民族主義、以父權為傳統的思想、經濟成長至上主義、以及「軍事力=安全保障」的信念等。這些人自稱是台灣應援團,摩拳擦掌地想利用「台灣有事」這個議題。而與這些熱烈支持台灣的日本右派形成對比的,是劃清界線的左派。他們認為,支持台灣和支持藉由台灣有事擴張日本軍事並非一回事。支持台灣和叫囂著要「打倒中國」也完全不同。因此,從台灣的視角來看,日本左派可能會顯得不像是朋友。

 

這種「看見界線的方式」,不對,應該是「看待界線的視角」,其實是很危險的。若總是那樣去看,就真的會變得那樣看,然後所有事情都會在「那道界線確實存在」的前提下被推動。批評以色列,就會被視為反民進黨,甚至可能被貼上「反民主」的標籤。不跟著炒作台灣有事,就會被成「反日」,甚至有可能被當作「中國間諜」看待。(沖繩其實已經發生這樣的狀況了。)(阿川記)

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