濡らし絵展示会‐芸術に入り込む生命

 201512月に、雲林出身で平均1215歳の少年達が台中の象カフェで濡らし絵の創作をし、自分と芸術に入り込んだ生命力を発揮することができました。これも一つ、新しい顔として、社会と民衆との会話の形になります。
 今回の展示会は、社会の中で我々が考えられない生活状況の中にいた少年達一人一人のことを思うようになることがスタートです。展示会を見て、我々の環境また教育に対して、よくなるように反省し、みんなで努力するようにしたいと思います。
 20138月に、雲林少年安親学園で美術を教えるようになりました。学園に入ってから、ここに入った学生さん達の家庭はみんな崩壊したことを聞きました。社会環境もこういう家庭の崩壊した子供達を十分に守ることができず、こんな未成年な子が生まれてから成長するなかで誰も助けることができず、それから犯罪を犯したことになって、心が大変苦しくなります。どうして我々の社会にこんなことが起こるのか、我々大人のみんなが反省しなきゃいけないと思います。このような子供達にこれからどういった学習をさせ、そして、どうやってこれらの子供達をうまく社会に戻れるようにするのか、一大課題です。

芸術から新しい体験、新しい生命を生み出す
 小さい時から美術教育を勉強できた私が芸術の力と大切さを自分の身で感じできて、よく考えたら、この子達に、新しく成長できる生き方を与えなきゃいけないと思いました。これは何よりも大切なことです。一方、このような機会は、芸術によって与えることができますし、どんな人でも芸術の中から受けられます。それで、授業の際には伝統的な絵を描く技術を教えるのではなく、感覚の覚めること、及び精神力の悟ることをポイントにしました。目標は「芸術の中で命は欠かせない、命は芸術だ」という内容で、私と子供たちとは一緒に勉強を進めました。

 初めての授業の際に、新聞紙を教室に持って行きました。最初の授業は新聞紙を貼り付ける絵の創作です。最初にまず貼り付けの絵の歴史を説明しました。世界はどのようにWW1からダダ芸術になったかを、また現在のような現代芸術までを説明しました。
 話を聞いてくれて、頭の中にまず芸術はどういうようなことなのかを想像できた感じになって、創作を始めました。自由に新聞紙を欠片にして、それから濃い色と薄い色の組み合わせで影像を創造すると、徐々に形に見えて来たものが多くなって、感覚力も少しずつ増えて来て、豊かな世界であることを改めて認識するようになりました。その後は石炭にて絵を描きます。モノクロの世界から「背景がもっと黒ければ、前はもっと明るくなります」という哲学を理解してもらえたらと思います。それから濡らし絵の創作に入ります。水彩により、自分と外の世界のバランスを取るようにします。大よそ二年間の時間で、創作のことによって、自分を知り、自分の感覚力を開発、自分を表現するようになります。このような芸術が子供の教育の中で一般的になるように頑張っていきたいです。

 20159月の時、子供達の絵を見て、みなさんは自分の心が開かれて来たと感じられて、描いてくれた絵はどれも純粋な感情をたっぷり注入してあり、詩みたいに感じられて、本当に綺麗です。その時に私は子供に、「あなた達は芸術家です。個展を開けましょう。あなた達からの美の力を他人にも与えましょう。」と言いました。みなさんは笑顔でたくさんたくさん芸術家の夢を見ました。そして、私達は象カフェで私達の命に関する創作を発表しました。
 展示会を開いたら、いろいろな方に質問されました。どうしてこういうような小さいなカフェで展示するんですかと。この質問は私にとって興味深いものでしたが、あまり深い説明をしなかったし、それからネットでの宣伝にも、この経過の説明を細かくしたくなかったです。ただその「空間」からみなさんに考えさせたいです。とてもシンプルな場所で、単純に絵を見てもらいたかったのです。これも芸術の中の哲学ではありませんか。

美学の三曲目から命を呼び返す
 美学教育によって、自分と本質の探究に戻りましょう。人は良い方法で外部との連携を始めるようになり、芸術のことによって、自分の思いや人との感情、また心の感動を表現するようになります。
 1219日カフェで講座を開きました。美学は本質の感知力に戻るという話をさせていただきました。我々は、伝統教育によって自分の感知力を大切にされていなかったことを話しました。最後にNobody knowsという映画を皆で見ました。社会教育の中で、あまり話にならなかった、考えもさせられなかったことが、本当は私達の成長や社会の中で一番大事なことではありませんか、と。社会問題が発生した時、台湾全体に、後から解決しようする組織や団体があちこちに溢れて来ましたが、本当に問題なのは一番シンプルで命に関連することに発生したものだと、誰がわかっていたでしょう。
一月 
勇気は救える力に変換 美を感動 真実を守り 純粋な目標を立て 善を興す
真実は人の本当の生活を導く
自分の行為を端正 平和な感情 常に思考すること 人に信用の大切さを教えること 天が守ってくれる
この広い世界の中で 心の奥に
                一年十二カ月間の瞑想
       - by Rudolf Steiner

迴 工作室-陳嬿20160103


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