福島第一原発、最悪の事態を恐れなければならない50の理由(翻訳パート②)
よいまとめだと思いますので、日本語訳を掲載します。訳文は阿川。誤訳、ご指摘ください。全部で50項目ありますので、何回かに分けて掲載します。第二部分、理由16から30までです。
福島第一原発、最悪の事態を恐れなければならない50の理由
(Bay View: National
Black Newspaper
16. スリーマイル原発の炉心溶解中、核産業は「事故の影響は、風下にいる人たちが一回の胸部レントゲン検査を受けたときの被曝量にすぎない」と宣伝したが、その量は(被爆した妊娠中女性たちから生まれる)胎児の白血病発症率を二倍に引き上げる量であることなどおくびにも出さなかった。
17. スリーマイル原発風下に広がった死亡を含めた健康被害はスティーブン・ウイング博士、ジェーン・リーとメアリー・オズボーン、ロザリー・バーテル(カトリックのシスター)、スターングラス博士、ジェイ・グールド、ジョー・マンガノらによって確認されているだけでなく、何百もの事例報告がある。
18. スリーマイル原発風下での農場への被害、野生動物への被害はバルティモアの「ニュース・アメリカン」社と、ペンシルヴァニア州農業局によって確認されている。
19. スリーマイル原発所有者はこっそりと1500万ドルの賠償金と引き換えに、被害家族らから「口外しない」約束を取り付けた。そのうち少なくとも1家庭では子どもがダウン症で生まれている。
20. チェルノブイリの爆発が公になったのは、何百マイルも離れたスエーデンの原発で大量の放射線を感知した後だった。つまり、スリーマイルでも福島でも、どれだけの放射性物質が放出されたのか、そしてそれがどこに行ったのか、知るすべはないということだ。
21. チェルノブイリの汚染はスリーマイルをはるかに上回っていたが、福島の現在進行形の汚染はすでにチェルノブイリのそれをもはるかに上回っている。
22. 1986年にチェルノブイリ原発が爆発した直後、ゴフマン博士はこの放射能によって世界中で40万人の死者が出ると予測した。
23. 5000以上の研究をまとめた三人のロシア人研究者たちは、2005年までにチェルノブイリ原発から放出された核物質によって世界中で50万人近くの死者が出ると結論した。
24. ウクライナとベラルーシのチェルノブイリ風下の地域で生まれた子どもたちは、今でも奇形と疾病に苦しんでいる。このことは広範囲の政府資料、科学者組織、人道団体などによって確認されている。
25. 世界保健機構はチェルノブイリ関連死者数を低く見積もっているが、世界保健機構が核関連の情報については国際原子力機構(核産業推進のための国連機関)の監督下にあることを忘れてはならない。
26. チェルノブイリ事故から28年たった今でも、原子炉産業は何十億ドルという巨費を投じながらも爆発した4号機に最終的な石棺を設置できていない。
27. 福島の1号機から4号機が爆発しはじめたとき、オバマ大統領は「放出された核物質はこっちまでこない。われわれ(アメリカ人)に被害はない。」と言ったが、そう言いきる根拠など何もなかった。
28. オバマ大統領がそのように主張したため、福島放出の核物質をモニターするためのシステマティックな試みは行われず、健康への影響を追跡するための疫学的データベースも作成されなかった。国がしたのは太平洋産の海産物の放射線量測定を停止することだけだった。
29. 福島と北アメリカにおける子どもたちの甲状腺異常に関するすべての報告は核産業支持者によって否定されている。彼らは「影響を及ぼすような線量は出ていない」と言うが、それがどのくらいの量なのか彼ら自身分かっていない。
30. 福島近海にいた空母「ロナルド・リーガン」乗組員の健康被害の報告は、核産業および米海軍によって否定された。いわく「健康被害の原因は不明だが、放射線が原因だとするには線量があまりに低すぎる」。

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